研究者情報
河上 佳太(指導教員:高野 祐一)


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本研究では、タクシーの経路を表すグラフの各頂点(タクシーの位置情報を意味する、ただし8分の1地域メッシュ: 1辺が約125mに割り当て)に時間帯の情報を付与した、時間付加グラフのベクトル表現を提案した
この時間付加ベクトル情報を利用して、実車率を目的変数とした回帰分析を実行して、どのような経路ベクトルが実車率向上に寄与するかを検証、さらにタクシー経路のクラスター分析を実施し、有効なタクシーの経路パターンを見出した
※実車率 :=1勤務における実車時間/1勤務における総勤務時間
ただし、1勤務は各ドライバーについて、記録間隔が3時間未満で連続している区間とした
| データ名称 | タクシープローブ(GPS軌跡)データ |
|---|---|
| データ提供者 | 経営科学系研究部会連合協議会主催「令和元年度データ解析コンペティション」にて提供されたデータ |
| データ記録期間 | 2016年4月1日~2018年3月31日 |
| データ収録内容 | 会社ID、ドライバーID、数十秒の間隔で日時、車両の状態(実車、空車、回送など)、緯度・経度等 |
| 分析経路総数 | 13,239通り |
※原データには、タクシー会社7社の記録が含まれていたが、本研究では途中で記録が途絶えた会社や記録時間の間隔が長い会社を除いた3社(ドライバー89人)を分析対象とした
※データの前処理として、連続勤務時間が4時間以下または24時間以上の勤務は異常値としてデータから削除、また、記録時間の平均間隔が100秒以上の勤務は情報が不正確であるためデータから削除した







| 早朝から朝 | 東京中心部と郊外との間を長距離輸送 |
| 午前から夜 | 東京中心部で流し営業や、東京中心部と羽田空港との間の輸送 |
Q. Ma, H. Yang, H. Zhang, K. Xie and Z. Wang, “Modeling and analysis of daily driving patterns of taxis in reshuffled ride-hailing service market,” Journal of Transportation Engineering Part A: Systems, 145, 2019.
H. Yao, F. Wu, J. Ke, X. Tang, Y. Jia, S. Lu, P. Gong, J. Ye and Z. Li, “Deep multi-view spatial-temporal
network for taxi demand prediction,” arXiv:1802.08714, 2018.
Z. Huang, G. Shan, J. Cheng and J. Sun, “Trec: An efficient recommendation system for hunting passengers with deep neural networks,” Neural Computing and Applications, 31, pp. 209–222, 2019.
A. Narayanan, M. Chandramohan, R. Venkatesan, L. Chen, Y. Liu and S. Jaiswal, “Graph2vec:Learning
distributed representations of graph,” arXiv:1707.05005, 2017.
この記事は、下記の論文を要約したものです
河上 佳太(2021)時間付加グラフのベクトル表現を用いたタクシー軌跡データの解析、2020年度 筑波大学 大学院 博士課程 システム情報工学研究科 修士論文
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