大学院教育
I. 高度情報専門人材の育成に向けた取組
II. データサイエンス・エキスパート・プログラム(DSEP)

高度情報専門人材の育成に向けた取組

筑波大学は令和5年度「大学・高専機能強化支援事業 支援2(高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援(大学(ハイレベル枠)))に選定されています。

概要につきましてはこちらをご確認ください。

 

高度情報専門人材の育成に向けた取組は、 海外のトップ大学と連携するなどして、デジタル分野の第一人者として国際的に活躍できる世界トップレベルの研究者や技術者の輩出を図る取組です。

主に3つの取り組みを行います。

1. 海外協定大学やつくばサイエンスシティの研究者との協働研究指導―グローバル・マルチメンターシステム(GMMS)の構築

本取り組みでは、「グローバル・マルチメンターシステム(GMMS)」を構築します。これは、本学が連携協定を結んでいる海外のパートナー大学、あるいは、本学が位置する筑波研究学園都市にある国立研究開発法人や民間企業の研究所等(学外研究機関)に在籍するデジタル・情報系研究者と、増員対象組織に在籍する学生やその指導教員とをより緊密に双方向に協働できるシステムとし、増員対象組織から国際的に活躍できる技術者・研究者を輩出できる枠組みを確立します。

2. 博士学位取得と社会でのキャリア形成を同時進行する「修学×キャリア」ハイブリッド支援システム(LCHS)の構築

本取り組みにおけるもう一つの新規な取組として、博士後期課程に進学した学生に対して、質の高い学位取得とともに、博士の学位取得後の進路選択を手厚くサポートするための「修学×キャリア」ハイブリッド支援システム(LCHS)を構築します。学士課程卒業後すぐに博士前期課程に進学して修士の学位を取得する「新卒」学生が博士後期課程により多く進学する強いインセンティブを創出し、デジタル・情報系の分野における高度な資質・能力をもつトップ人材がより多く育成され、社会に輩出される流れを作ります。 

3. 「GMMS」と「LCHS」とのシナジーも創出する学修サロンハブの形成

本申請における新規取組として述べたGMMSとLCHSは独立ではなく、両者のシナジーによる相乗効果が期待できます。例えば、GMMSで学外研究者による助言を得た学生が、キャリア支援でインターンシップに参加すると、その学生を介して学外研究者と研修先企業で繋がり、研究のすそ野が広がる可能性があります。そこでもっと積極的にこのようなシナジー創出を試み、企業との共同研究の創発も促したいと考えています。そのため、関係する研究者や企業、学生を含む密な連絡機会として機能する学修サロンハブを設備としても用意して活発な人的交流を促し、ここでの活動を可視化し、活動がさらに交流を呼ぶ構造を創ります。

 (参考)文部科学省「成長分野をけん引する大学・高専の機能強化に向けた基金による継続的支援」

データサイエンス・エキスパート・プログラム(DSEP)

履修申請に関する詳細情報は、manabaに掲載しています(manabaのMDAコース 登録キー:1443621)

■ DSEPパンフレット

■ DSEP科目表 (2024年度)

■ DSEP Annual Report (2023年度)

■ データサイエンス・エキスパート・プログラム(DSEP)のご紹介(動画)