ここでは、筑波大学で行われている実践的な教育の成果を紹介します。
情報交換&研究交流セミナー
“つくばの社工”では、開設以来、官民の様々な主体との連携の中で教育・研究活動を行ってきました。こうした繋がりを活用し、同業種・異分野の意見交換・研究交流の場として、「社会工学データサイエンスセミナー」を定期的に開催しています。
ファシリテーター育成教育
ファシリテーター育成教育は、実社会のリアルな問題を題材としてDXをけん引できる専門分野のデータサイエンス力と共創の場のファシリテーション力をあわせもつ「両利きの人材」を育成する科目です。企業・自治体等から提供される実課題・データを題材として、学生が自ら、問題探索、課題設定、データ構築、分析モデル設計、分析、実装提案までを一気通貫で創造的にリードしながら分析から実装までの経験を提供しています。
2022年度には「産業DX」をテーマとし、企業・自治体などから提供される実課題・データを題材に、筑波大学の学生らが問題探索、課題設定、データ構築、分析モデル設計、数値分析、実装提案などを行いました。筑波大学 社会工学・サービス工学学位プログラムの博士前期課程、後期課程の学生が中心となり、2022年度に4回のワークショップを開催しました(第1回: 2022年9月10日(土)、第2回: 10月22日(土)、第3回: 12月17日(土)、第4回(発表会): 2023年2月18日(土))。
つくば実験・調査参加ポータル(略称: つくポタ)
「つくば実験・調査参加ポータル」は、筑波大学内での実験や調査の実施者と協力者を繋ぐサービスです。ユーザー登録をしていただくと、筑波大学で行われている様々な実験や調査の情報を見ることができるようになります。実験・調査実施者として自分の専門・関心に応じてデータを集める経験、協力者として学内の様々な実験の手法について学ぶ機会を提供しています。(実験・調査実施者としての利用には、指導教員を通じてアカウントを発行する必要があります)
令和5年公開予定
高大連携
大学生や高校生が、自らの問題意識に沿って調査・実験、分析を行い、問題解決策を導く。そのプロセスを教員やティーチング・アシスタントが専門知識でサポートする取組みです。